見えないものが見える人、神様の声が聞こえる人って、それだけですごい人だと思ってしまいませんか?
すごい人だと思ってしまうの、ハロー効果とよばれる認知バイアスなんです。
なんのこっちゃ??
ハロー効果?認知バイアス?と思いましたか?
ハロー効果については以前少しだけ説明しています。
認知バイアスの説明はこちら↓
認知バイアス(cognitive bias)は心理学用語の一種。
人が物事を判断する場合において、個人の常識や周囲の環境などの種々の要因によって非合理的な判断を行ってしまうことを指す。
ニコニコ大百科 認知バイアス
上の説明だけでは全く意味不明ですよね。わたしも全く読解力ゼロです(笑)
なので、わかりやすく説明されているサイトがこちら。
認知バイアスにはいろんな種類があり、マーケティングではよく使われている手法。
実際に身に覚えがあることばかりなんです。意識してみると。
新聞でも、チラシでも、お店の店頭でも、ネットでも本当によく目にしますから。
そして上手く乗せられて、これ買おうかな、という気になります。
認知バイアス、知っておいて損はありません。
逆に、知らないと騙されることが度々あるかもしれません。
「騙す」という言葉に悪意が感じられるかも…
さて、ここからが本題。
先に書いた、ハロー効果という認知バイアス。
「霊能力がある」という人についてもいえることなのです。
それは何かというと。
霊能力がある人=すごい人
と思い込んでしまうということ。
すごい人がいうことなんだから、正しいことだ、良いことだ、と勝手に決めつけてしまう。
だから、悪徳霊能者とか霊感商法の詐欺事件とか後を絶たないのです。
気付かないうちに依存してしまうこともあるので注意が必要です。
普通では見えないものが見える、神様の声が聞こえる、というだけで
スピ好き、神様好きな人はいとも簡単にハロー効果にかかってしまいます。
霊能力があるすべての人が、その人本人の霊格、人格が高いわけではないということ、
霊能力がある人≠すごい人
ということを心のどこかに留めておいてください。
その霊能者が本当に信頼するに足るかどうか、よく観察してみてください。
その見える人、聞こえる人はとてもしあわせそうですか?
当人のエゴフィルターを通したようなメッセージを伝えていませんか?
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