リーディングのお申込があると、その時点からスイッチがONになるのか、クライアントの方の過去世に紐づいたものが目の前に現れます。
それは、家族が借りてきたり買ったりした本や漫画、DVDであったり、
図書館でたまたま目にした雑誌や本であったり、
インターネットやテレビからの情報であったり。
シンクロとはこのことだ!
さぁ!調べなさい!と言わんばかりに。
そして、謎解きが始まります。
リーディングで得られるものや調べた情報は、学校で習った教科書とは違う事実にたどり着くことがしばしば。
世の中で常識だと思われていることに反することもよくあります。
今日はその中の一つ、巫女について。
スピリチュアルに関心がある、という方の多くがそうではないかと思うのですが、
「前世が巫女だった」と言われたことがある人は一人や二人ではないはず。
大抵の人は聞き流すだけかもしれません。
でも、その中に癒しきれていないエネルギーが残っている方も多いように感じます。
巫女は、若い清楚な、穢れなき乙女というイメージがありますよね。
巫女だった過去世を、ほとんどの方がそのイメージのまま素直に好意的に受け止められていると思います。
現代のわたし達が思い浮かべる巫女は、近世になってからのもの。
陰陽師が登場する前のこと、古代~中世の巫女は、現代の神社で見かける巫女とは全く違う存在でした。
舞を舞ったり、お札を受け渡ししたりする、神主の補佐役ではありません。
巫女はもともと巫(かんなぎ)、神子
神の声を聞き、言葉を下し、人々に伝える役目を担う人のこと。

目に見えないものと繋がることのできる、いわゆる霊能力者。
霊能力者にもいろいろありますが、それは脇に置いておいて。
今で言う、チャネラーですね。
今も昔も、何か特別な感じがすることに変わりありません。
特に権力を欲する人たちからは神の力を授かる特別な存在として扱われていました。
権力欲のある人達は、そのほとんどが男性。
自分にない神の声を聞く能力を神子に求め、神子と深くつながることで権力を手にする術を欲しました。
神子と性的に繋がり、自分も神と繋がって、神になれる、と。
それに利用され、心身ともに傷付いた神子が多かったのです。
霊力を封じるために、ホト(陰部)を槍の様なもので刺され、亡くなった方も多い。
神前において行われる、神前性交儀式や神前娼婦といわれるもの。
性に関して嫌悪感、罪悪感を抱える方の多くは、こういった過去世の影響を受けている場合が多いのではないでしょうか。
語呂合わせみたいな話だが、祀(祭・奉)り事は政治(まつりごと)であり、政治(まつりごと)は性事(せいじ)と言う認識が在った。
わたしもその巫女だった中の一人。
自分の過去世を俯瞰してその場面に出くわしたとき、見たくないものを見てしまったと始めフタをしてしまいました。
客観的に向き合って解放できたのは最近のことです。
罪悪感や嫌悪感を抱くのと逆に、性に関して奔放になる人もいるのかも。
性は生であって、生きていくために必須の条件。
そして、聖なのです。
リーディングでこのようなことが出てくるということは
そろそろ、本来の自分を取り戻す時期にきましたよ、
もう過去に縛られず、過去を開放して自由に生きましょう
ということなのかもしれません。
神前性交儀式や神前娼婦について、だいたいの概要はこのブログが参考になるかも。

コメント