リーディングしたイメージが正しいのか、
服装や時代背景は正しいのか、
毎回リーディングの度に過去の出来事や歴史を調べています。
インターネットで検索したり
関連する本を図書館に借りにいったり
家にある本を読み直してみたり
パズルがぴったり収まると、すっきり。
あまりにぴったり過ぎて鳥肌が立つこともあります。
リーディングの絵は映像の一端を切り取ったものなので、
絵以外にもお伝えしたいことはてんこ盛りだったりします。
脳内映像をビデオみたいに撮影できたらどんなにいいか。
脳内にチップを埋め込んだりして、この先、そんなモノができるのかな?
でも、撮影しないでほしい、他人に見せたくない映像もたくさんありますね。
突然ですが、ギリシャと言えば何をイメージしますか?
こんなの思い浮かべますよね?!
あと、アクロポリスの丘のパルテノン神殿とか。
遺跡がある、乾燥気味の土地とか。
突然、どうしてギリシャなのか、というと。
先日依頼されたリーディング、森があって、みずみずしい緑の景色が浮かんできました。
明らかにギリシャ近郊のような気がするのに。
間違っているのかも、と疑心暗鬼に。
今のギリシャは、どちらかというと乾燥していて、木々が生い茂っている森とは程遠い。
調べていくと、2000年以上前まで一帯は森林で、農耕や牧畜によって次第に木々は伐採されてしまいました。
結果、森がなくなっていき、わたしたちが目にする今の姿になったと。
ところ変わって、中国の黄河文明が誕生したとされる地帯も、今では乾燥した大地が広がっていますが、かつては豊富な森があって、象の仲間が住んでいたとか。
森の重要性を理解していた古代中国の王朝は、森林官という役職があり、森を守る役目を担っていたそうです。
4000年も前から森や木々の重要性は理解されていたんですね。
そして、森林の消滅と文明の衰亡がほぼ一致するのは、他の文明に限らず、黄河文明もギリシャも例外ではなかった。
栄枯盛衰。栄えては衰え。この世ははかないから、歴史を探る旅も面白いのかもしれません。
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