何回か書いている、自己肯定感。
なかなか上がらない、自分を好きになれないという方が結構いらっしゃるようです。
すぐにびゅーんと上がるわけではないので、日々自分を褒めることがいちばんなのですが、気づくと、また元に戻ってしまっていたり。
自分の思考を意識して観察していなければ、一進一退を繰り返してしまいます。
自分を認めて自己肯定感を上げるワークを3つ紹介します。できそうなことから、ぜひやってみてください!
ミーニングノートかモーニングページのついでにワークをしてみませんか?
ついででなくてもこのワークだけでも十分です。
自分の感情と向き合う
①嫌な思いをしたことを書きだす。
②そのときどんな感情だった?どう思った?どう考えた?
③どうしてその思いや考えがでてきたのかな?ちょっと深堀して考えてみる。
④自己肯定感の高い自分だったら、どんな風に思うか想像する。
⑤想像した感情を素直に受け取れる?もしそうなら、そのまま嫌な感情を書き換えてしまいましょう。
素直に受け取れない場合、もう少しポジティブ度合いを下げた状態を想像してみる。
それで受け入れられるかな?
もし、あなたが誰かに「あなたはダメな人だ」と言われた場合です。
この場合、よほど特殊な人でない限り、すぐさま「ダメなところを指摘してくれてありがとう、ありがたい、嬉しい!」と、上辺だけでなく、心から気持ちをポジティブに持っていける人は少ないでしょう。
そうできる方はそれでよいのですが、できない方は無理にポジティブになる必要はありません。
この状況における、思考の選択肢をもう一度みてみてください。
①「もしかして私はあの人の言うように本当にダメな人なのかもしれない」
②「そんなことを言うなんて、本当にひどい人だ」
③「信じられない!許せない!」
④「あの人は私のことを何もわかっていない」
⑤「もしかすると、あの人にも何か嫌なことがあったのかもしれない」
⑥「あの人の意見はあの人の意見として、自分は自分のことを知っている」
①~③に比べ、④~⑥は幾分自分にとって心地よい感情をもたらしてくれますね。
ポジティブシンキングとは言えないまでも、ネガティブには傾いていません。
何か不愉快なことが起こったとき、思考の選択肢を考えるとともに、自分の感情に注意を払ってみましょう。
自分にとって少しでも心地良い感情、というのは、ゴーサインだと思ってください。
自分が思いついて、抵抗なく受け入れられる思考の選択肢の中で、できるだけ自分の心地よいもの、気持ちの落ち着く考えを選ぶのです。
⑥と思うのが無理なら⑤、⑤と思うのが無理なら④でよいのです。また、①の自己否定の状態よりは、②や③の相手を非難したり、怒っている方が、波動の状態としてはまだましです。
自分の心に嘘をつく必要はありません。というよりは、嘘はつかないでください。
無理する必要はないので、一番ましなものを選ぶというところで大丈夫です。
これまで①を選んでいた人は②か③、②か③を選んでいた人は④、④を選んでいた人は⑤や⑥というように、少しずつステップアップしていきましょう。
無理にポジティブに変換してしまうのではなくて、「自分ができる範囲で、できるだけポジティブな思考を選ぶ」ということでよいのです。自分が心からそう思えて納得できる範囲、できる範囲でよいということを忘れないでください。
「引き寄せ」の教科書 奥平亜美衣著 P88~90
短所を長所に変える置き換える
自分の欠点ばかりが目につき、自分にダメ出しをすることって結構ありますよね?
そんな時はこれ。短所を長所に変換してみましょう。
①自分の短所はなに?
②その短所を長所に言い換えます。
長所になんて置き換えられないよ、ということはありませんよ。
言葉遊びみたいな感じで言葉を探してみて。
人から誉められたことを思い出したり、ネットの言い換え例を参考にしたり↓
③それはあなたの生活に役に立ちそう?他の人の役に立ちそう?何か使えそうなものがあれば、メモしておきましょう。
自分をもっと深く理解する
他人からの評価はできるだけ気にしないようにして、自分はどんな人なのか、よく観察してみてください。
方法はひとつ。自分に質問すること。
①充実感が得られた体験や出来事は何?
②どうしてその体験や出来事を選んだ?
③それらに共通点はある?
④今、何をすればその充実感が得られる?
自己肯定感が低い理由と解決策について、詳しく書かれているサイト。
より詳しく知りたい方はお読みください。
一進一退じゃなくて、二進一退くらいにはなりたいよね。少し欲をいえば四進一退、いや五進一退だな(笑)
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