友人が、とあるセミナーに出たときのこと。
「○○さんって、ADHDだよね?」と指摘されたそうです。
本人も「もしかしてわたし、そうなんじゃないか?」と以前から思っていた、と。
その友人、会社の代表をしているほど社会的地位もあるし、きちんと仕事をこなす、現実思考バリバリのキャリアウーマンです。
その話を聞いて、「え?この人が?」と思ったのと同時に、「実は自分もそうなんじゃない?」と思った次第で。
ADHD(注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害)は発達障害の一種で、不注意・多動性・衝動性の特徴が表れます。
脳の機能障害が原因といわれ、大人になってから症状に気づくことも多く、生活や仕事、恋愛や結婚において不安を抱えている人もいます。
ADHDは症状の表れ方に個人差があり、大きく3つのタイプに分かれます。
不注意優勢型
不注意の特徴が強く表れているタイプで、次のような症状が見られます。
• ケアレスミスが多い
• 気が散りやすくて、物事に集中することが苦手
• やりたいことや好きなことに対して積極的に取り組めるが、集中しすぎてしまう
• 物をどこかに置き忘れたり、物をなくしたりすることが頻繁にある
• 片付けや整理整頓が苦手
• 約束や時間を守れない不注意優勢型のADHDは女性に比較的多く見られると言われています。
多動性-衝動性優勢型
多動と衝動の特徴が強く表れているタイプで、次のような症状が見られます。
• 物事の優先順位が分からない
• 落ち着いてじっと座っていることが苦手
• 衝動的に不適切な発言や行動をする多動性-衝動性優勢型のADHDは男性に比較的多く見られると言われています。
混合型
不注意、多動と衝動の特徴が混ざり合って強く表れているタイプで、不注意と多動のどちらが強く出るかは人によって異なります。
• 忘れ物や物をなくすことが多く、じっとしていられず落ち着きがない
• ルールを守ることが苦手で順番を守らない、大声を出すなど衝動的に行動をすることがあるなお、他の発達障害との合併や二次障害の併発が見られる場合には、ここで挙げた以外の症状が表れることがあります。
あれ?これ、わたしのこと?というくらい、多くがあてはまっている。
毎日、いつも何かをやらかしてしまってます。
そう、実は、わたしも発達障害だったんですね(笑)
でも、これ、みなさんあてはまる項目、多くないですか?
逆に、ぜんぜんあてはまらない、という人の方が少ないのではないか、と。
ということは、ほとんどみんな発達障害?
発達障害と言われるお子さんも、そんなレッテルを貼るのは違うんじゃないかな。
「わたしそうなんだ」って認めてしまうと、楽になります(笑)
頑張らなくていいよ、肩の力を抜いていきましょう。
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