龍笛。音色は、舞い立ち昇る龍の鳴き声
雅楽で使われる横笛なのでご存知の方も多いのでは。
イケメン平安貴族が吹いていたら、様になりそうな小物(笑)
龍笛を吹きたいと思ったきっかけが、この動画。
ぜひお聴きください。
これを視聴したとき、鳥肌が立って、なぜかうるうるしてしまいました。
以来、横笛が欲しくて欲しくて。
いつか、神社で奉納できればいいなぁ、という野望も沸々と。
そして、龍笛を購入
紹介した動画で吹いてらっしゃるの、竹製だと思います。
竹製品はだいぶお高いので、初心者は樹脂製、プラスチック製のもので十分だそうです。
竹製品を買いたくなるほど腕は上がらんでしょ、と。
竹と樹脂では、音の波動が微妙に違うらしいですが、プラスチック製でもいい音出ます。
はじめからつまづく
横笛って言ってもいろいろあるんですよね、祭囃子で使う篠笛とかもそうだし。
でも、初心者が独学で学習できる情報が本当に少ないのです。ネット上にも。
ピアノ教室は山ほどあるのにね。比べたらいけないけど。
龍笛が届いた日。
嬉しくて、嬉しくて。
吹いてみるけど、音が出ない…いくらやっても出ない…チーン。って感じで
こりゃ先は長いぞ~と少し落ち込みました。
気を取り直して、2日目。
出たよ、音が!
学校で習ったリコーダーとは全然違うし、少しだけかじったクラリネットとも違う。
息を半分くらい外に出すように吹く。それが横笛の特徴的な吹き方なのかもしれません。
始めは越天楽
越天楽「えてんらく」と読みます。
神社でよく聞く雅楽の曲。
メロディラインが龍笛です。
これが龍笛初心者が最初に習う曲。
ここでまた難題が。
楽譜が、謎の呪文なんですよ。
本当はいけないんだろうけど。
楽譜見るより、耳コピした方が早い。
いずれ楽譜もきちんと読みこなせるようになりたい。
そして、他の楽器と合奏したい。
というやる気だけはあります。
龍笛、練習してまーす。って軽い気持ちで呟いたtwitter
仕事の合間に龍笛情報を仕入れていて、練習した日はtwitterで呟くことにしました。
すると、思いもよらぬ歴史話にたどり着いて。
大野市朝日(旧和泉(いずみ)村)には、平安末期の武将、源義平(みなもとのよしひら)(1141〜60)にまつわる伝承と、義平の「青葉(あおば)の笛」が残されています。
なんと!福井の大野にそんな笛があるとな!
本物は見ることはできませんが、レプリカは笛資料館に展示があるそうです。
源義平の子孫を名乗る方のブログもたまたま発見して、笛を代々受け継いだ朝日家、今も福井にご子孫がいらっしゃるんですね。
悲恋話と現代まで守られてきた笛と。
龍笛の音色にぴったり。感傷に浸ってしまいました。
今度、笛資料館に行ってみることにします。
龍笛早くうまくなって、神様の前で吹きたい!
今のままじゃ、神様、耳ふさいじゃうよ~(笑)
どなたか龍笛やりたい!って方いらっしゃいませんか~?
ぜひご一緒に!お待ちしてます。
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