「親には感謝しなければならない」という常識の裏にある、本当の自分の気持ち。
感謝する部分もあるけれど、憎い部分も、許せない部分もある。
本当は心の底から感謝していないのに、感謝しなければならないと思っていませんか?
親のことを否定しているということは、生まれてきた自分の「生」を否定すること。
今生きている自分を否定することなのです。
今の自分を否定しているのに、「自分のことを愛そう」なんてできませんよね。
親との関係は根深い。
ずっとずっと前の、ずっとずっと昔の記憶だから。
だから、幼少期の傷付いた記憶を癒して、現在の親との関係を適切なものに再構築することが大事になるのです。
これが愛着障害だったり、インナーチャイルドだったりと呼ばれるもの。
既にご両親が他界されている場合には、心の傷を残したまま、思い出が美化されやすいので注意が必要です。
過去の傷を癒し、浄化させましょう。
両親との関係が適切なものになればなるほど、人生はうまく回りはじめます。
自分を愛することの本当の意味を理解できるから。
うわべだけ「自分を愛そう」って言っても、思っても、潜在意識では自分を、自分の存在を否定しているからうまくいかない。
潜在意識と顕在意識がねじれているのです。
「お母さんに感謝してる」「お母さん、ありがとう」
「お父さんに感謝してる」「お父さん、ありがとう」
この言葉を実際に口にして、言葉にして言ってみましょう。
何かが違う、何か違和感があるということはありませんか?
もうすぐ母の日。そして次月は父の日。
少し親との関係を振り返ってみませんか?
コメント