サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路、世界遺産に登録されているのでご存知の方も多いと思います。
スペイン語でサンチャゴ、英語でセント・ジェームズ、フランス語でサン・ジャック。
サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼路はスペイン語でEl Camino de Santiago(エル・カミーノ・デ・サンティアゴ)。
リーディングさせていただいたこの修道士の方、まさにそのカミーノを歩いています。
コンポステーラ、星の平原という意味もありますが、その名の通り、夜になるとこぼれ落ちそうな満天の星空を見上げ、その日一日歩いた疲れを癒している様子でした。
サンティアゴ・デ・コンポステーラは、イエスの弟子の一人、聖ヤコブの墓が見つかったとされる場所。エルサレム、ローマと並び、キリスト教では三大巡礼地の一つとされています。
いちばん巡礼者が多いのがフランス人の道と呼ばれる、フランスとスペインの国境の街、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約780km。
ホタテ貝が巡礼者のお守りで、この道のシンボルマーク。
巡礼路はヨーロッパ中にあります。イベリア半島だけでもご覧の通り。
巡礼の最盛期は11~12世紀だそうです。
その後、宗教革命や戦争で衰退していきますが、1993年の聖年にガリシア州政府がフランス人の道に大きな投資をし、世界遺産に登録されると共に、巡礼の人気が復活。
近年、多くの日本人が巡礼の旅に出て、様々な情報がネット上で提供されています。巡礼をお考えの方には本当に便利になりました。
このサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路は宇宙とつながる、レイラインと深い関わりがあるそうです。
レイライン(ley line)は、古代の遺跡には直線的に並ぶよう建造されたものがあるという仮説のなかで、その遺跡群が描く直線をさす。レイラインが提唱されているケースには古代イギリスの巨石遺跡群などがある。レイラインの存在は1921年にイギリス人のアマチュア考古学者アルフレッド・ワトキンス(en:Alfred Watkins)によって提唱され、その著書『The Old Straight Track』(古い直線路)によって遺跡の直線的配置性が世間一般の注意を引きつけることとなった。
wikipediaより
日本では、伊勢路や熊野の古道などが有名で、神社の配置についてもよく目にします。
ピラミッドを創っている映像を退行催眠で見たときに、エジプトだけではなくて、世界中のいろんなところに作っていったんです。
日本も例外ではなく。それがレイラインに沿って創っていったのかな?と思ったりしています。はっきりとはわからないのですが。
古代の叡智は宇宙と繋がっていて、決して切り離すことはできません。
2003年ごろ、シャーリー・マクレーンのカミーノ 魂の旅路に影響を受けて、サンティアゴ・デ・コンポステーラに行こうと思い立ち、わたしは準備をしました。が、結局今まで行けずじまい。その当時、行ってはいけない、という何か引っかかりがあったんですね。
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