つれづれ 食事

動物性のものは波動が低くなるからダメ!というのはどうなんだろう?

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スピリチュアルに目覚めたころ、
出産を経験したころ、
陥りがちなのが食べ物の罠ではないかと思っています。

その食べ物の罠とは?

動物性のものを食べてはいけない!
動物性のものは波動が低いから。
菜食の方が自分の波動が高くなる
ということ。

動物性のものは食べない、ということですぐに思い当たるのはマクロビオティックでしょう。
俗に言うマクロビ。

さらにその上を行くビーガン、さらにエシカルビーガンというのがあるそうで…

子どもを出産した後、1年ほどのマクロビにはまっていました。
が、物事の見方が偏りすぎであることに気づいて、それからは動物性のものもあまり気にせず食べています。

できるだけ自然のものが好ましいけれど、食材をそろえるのは大変。
なので、遺伝子組み換え食品や食品添加物をできるだけ避けるように気をつけているだけ、です。

 

動物性のものを摂取しなくなると確かに感情が穏やかになるように思います。

その反面。これは人によると思いますが、わたしの場合、物の見方が偏りすぎになりました。

自分たち以外の、普通に食べものを摂っている人を批判的に見て、ネガティブに捉えてしまいます。
自分がやっていることが正しいのだ!と。

 

動物についてだけ殺生してしまっていると思いがちですが、植物だって同じ。

尊い命をいただいてることに違いはありません。

ストレスを受けた植物は「超音波の悲鳴」を上げていると研究で判明
人間はイライラしたり怒ったりした時に叫び...

 

マクロビやってても、普通に食べていても、病気になる人は病気になります。

菜食だからといって精神性が高いことと必ずしも一致しませんし。

 

食べ物に対して感謝の念と食べることで生かしていただいていることへの感謝がまず先なのではないかと思うのです。

マクロビをやめるいちばんのきっかけになったのが、

「肉を食べたいのにがまんしているんだ」と気付いたこと。

 

大豆ミートと呼ばれる、肉に似せて作った大豆加工品があります。

これで鶏のから揚げもどきを作ったとき、本当の自分の気持ちに気付きました。

 

「鶏のから揚げ食べたいんだ。もどきじゃなくて。

こんなことしてまで、菜食を続ける意味はあるの?」

と自分に問いかけました。

 

返ってきた答えは、

 

「がまんしなくていいよ。感謝していただくことがいちばん。

何を食べても、神様はとがめない。

自分の心がとがめるだけ。

食べたいものを食べようよ。

せっかく食べたいものが食べられる、美味しいものが食べられる、今、ここ、日本にいるんだからさ」

 

自分を縛っていた呪縛が取れてすっきり。

 

それでも避けているものはいくつかあります。

それは白砂糖と人工甘味料、先に書いた、遺伝子組み換えや食品添加物がたんまりと入った食べ物。
そして遺伝子組み換えの飼料で育てられている動物、牛の牛乳など。

 

外食する時は気にせず、みんなで楽しく美味しくいただければ、それに越した事はありません。

スピリチュアルな世界に少し入ったくらいの時期、食べ物に気を付けなきゃ!と、わたしのような道をたどる人は結構多いんじゃないかなぁ、と思います。

 

何度も言いますが、どんなものでも美味しくいただくのがいちばん。

それが中庸なのではないか、と思います。

中庸であれば争い事も起きない。どちらも認められる。

この多様性の時代にいちばん必要なことなのではないでしょうか。

 

そして、いつか、自分の精神性が高くなって、自然と自ら動物性のものを欲しなくなるときがくるかも。
と、淡い期待が心の奥底にくすぶっているのも見逃していません。

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