ずっと長いこと
宇宙船の中で暮らしていたんだ
他の星にも行ったけど
もともと自分がいた星は
地球の時間の流れで見ると
もう存在しない
星の輝きは地球から見ることはできない
地球の感覚で言うと
帰る場所がなくて寂びしいのかも
ただただ無性にどこかに帰りたくなる
でもその前に
この星をきれいに、軽くしたいんだ
慣れるまで時間がかかる
地球のルールに
人間のルールに
その慣れるまでの時間が
人の一生だったりするのかもしれない
一度でいいから地球ワンダーランドで
人としての経験をしてみたかったんだよね
こんな貴重な体験ができる星はめったにないから
どうしても行きたかったんだ
やっと念願の宝くじに当たった!みたいな
でもさ、いざ来てみると
ここだけのルールが多くてなかなかなじめない
いろんな作法がわからない
使う言葉を間違ったり
変わった人だと言われたり
普通に振る舞っているのに
なんだか難しい星だな、と思ってしまう
あんなに来たかったことをすっかり忘れてしまうほど
この世界に没頭してしまう
この星は不思議な星だ
やっと来れたんだから
いろんな経験をして
この地球をきれいにして
精一杯生きるんだ
抽選に外れた仲間のためにも
いっぱい、いっぱいお土産を持って帰るよ
なのに、すぐにいろんなことを忘れてしまう…って
焦らなくてもいいよ
ここにいると誰でもそうなんだ
きちんと記録されてるから大丈夫、安心してね
いろんなことを経験して
身軽になって帰ればいい
目いっぱい楽しんで
重いものを軽い波動に塗り替えていくよ
そしたら、地球のオーラもきれいになる
いろんなこと、忘れてもいいんだけど
いつも大きな愛で包まれている
いつでも、どこにいても
ってこと、これだけは忘れないでね
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