つれづれ 食べ物

イスラエルの話を聞いたら、書かずにいられない、食べ物のこと

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昨日、長谷川章子さんのセミナーに参加しました。

先にイスラエルを旅行されたそうで、お話はイスラエルのことから。

その場にいらっしゃった方々は、イスラエルにご縁があるんでしょうね。過去世とか。

 

イスラエル繋がりで、今日はユダヤ教の食べ物について。

もしスーパーで目にしたら、きっと選びたくなるはず。
ユダヤの人々にとって、食べてもいいとされるコーシャ製品を。

コーシャ、カシュルート、ってご存知ですか?

ユダヤ教には、食べていい物とそうでないものがあります。

食べてもいいものを、カシュルート、カシェル、コシェル、コーシャと言います。

カシュルート - Wikipedia

ここではコーシャと呼びますね。呼びなれているので。

「コーシャ(KOSHER)」とはヘブライ語で「相応しい状態」「適正」を意味する。

ユダヤ 教の戒律に基づく食規定であり、その認証は専門の「ラバイ(ラビ)」と呼ばれる宗教指導者が原材料、製造工程の実地検査を行った上で判断する。

日本産農林水産物・食品輸出に向けた コーシャ調査報告書より

 

 

ユダヤ教の聖典である、旧約聖書。

その中に「清い食べ物」と「清くない食べ物」の条件があります。
ユダヤの人々は、清い物しか食べてはいけない、のです。

原料の栽培方法から製造過程まで細かな規定があり、宗教指導者、ラビの検査を合格しなければならない。

 

認定取得には一定の基準があるので、海外ではユダヤ教でない人達も安心、安全な製品だという買い物の目安になっています。

 

コーシャ製品は、原料のトレーサビリティの確保、第三者であるラバイの実地検査 による製造工程の確認といった認証プロセスを経ているため、消費者に安全・安心のイメージを与えていると考えられる。

日本産農林水産物・食品輸出に向けた コーシャ調査報告書より

 

自然栽培で育てた大豆で味噌をつくってらっしゃる、マルカワみそさん。何年か前のブログ記事ですがコーシャ認定を取得されています。

blog | 越前有機味噌蔵 マルカワみそ

海外輸出にはコーシャ認定は欠かせないのですね。

合格した認定製品には次のようなマークが表示されます。

日本に住んでいると、遠い存在のユダヤ教の人々と思いがち。
わたし達の周りにも、探すと意外とあるんですよ。

特に、コストコのようなグローバル展開しているお店に行ったときに見つけてください。
商品の片隅にあるマークを。

中でもよく見かけるのはこのマーク↓

 

ユダヤ人の方が日本の家庭の食事に招かれた際、口にできないものが多く、箸をつけないこともある、と聞きます。

なぜかというと、ほとんどの食べ物に食品添加物が使われていて、野菜などの食材も農薬、化学肥料が使われているから。
カシュルートに反するんですね。

これを聞いた時、悲しくなったのとともに、少し食生活を見直そうという気持ちになったのは忘れられません。

 

ただね、このコーシャ認定、コカ・コーラ、クラフト、ユニリーバ、ネスレといった大手の企業も取得しているんですよ。だから、絶対的に信頼できる、というわけではないとも思うのです。

消費者のことを何も考えない営利目的の企業が多くても、ほんの少しでも安全、安心して食べられるものが増えればいいし、コーシャの存在を知ることで、このブログをお読みの方のより良い選択に少しでも貢献できれば嬉しいです。

コメント

  1. こんばんは(‘ー’)/今日たまたまYouTubeで、ユダヤ人の、方々がナチスに迫害されて生き残った方のインタビューとかいう内容の動画を流れで、たまたま見て(本来残酷な内容は苦手なのですが、何故か最後までみてしまいました)その後で、マイさんのブログの中を、お散歩してたら、この記事に遭遇し興味深く読ませて頂きました
    コーシャ認定聞き覚えはありましたが

    日本の食べ物って(^_^;)))そんなに危険なのかとあらためてショックを受けました~農薬、添加物は前から予測はしてましたが、見ないふりして食べてるとこもありました。見たくないものから目をそらしがちなのでときどき、こういう記事は、ありがたい忠告だと思って受けとめます‼️ありがとうございましたm(__)m

    • コメントありがとうございます!

      私も昨日たまたま特攻隊の動画を見て、号泣してました。

      食べ物や環境問題は、気付いた人から、ひとりひとり。少しずつ変えていくしかないですね。やがて大きなうねりになることを願って。