ドキュメンタリー映画を観ました。
日本国内では生産者が減少し、存続すら危うくなっている麻。大麻。
日本では古来から麻と言えば、大麻のことを指しました。
ひとくくりに認識していることが多い麻。
リネン（亜麻）
夏用の衣類でよく見かけます。
ラミー（苧麻）
カラムシとも呼ばれ、近江ちぢみの原料。
白く、絹のような光沢が特徴。
ジュート（黄麻）
コーヒー豆の袋、ホームセンターで見かける麻ひもはこれ。
小泉製麻株式会社(koizumiseima.co.jp)からお借りしました
ヘンプ（大麻）
麻といっても全然ちがう
身近にあるいくつかの種類の麻。
植物だけでもこんなに違うのです。
ヘンプとも呼ばれる大麻は海外製と日本製では性質が異なり、日本のものは糸を作る工程での機械化が難しいのだそうです。
そのようなこともあってか、日本製は海外製の3倍の値段！
みんなそろそろ目を覚まそう
日本人のDNAに組み込まれているはずです。大麻のこと。それに気づき始めた人も多い。
医療用大麻を皮切りに諸外国でどんどん広がっている、大麻の解禁。
日本人の意識が変われば、一瞬にして世の中の流れが変わります。
解禁になったら、それはそれで欲にまみれた人々の暗躍は想像に容易いですが…
もしかしたら、経済から先に動き出すのかもしれません。
すごいビジネスチャンスなのに、まだ気づかないのか、日本はすでに乗り遅れてます、びっくりするほど。
それは別としても、「昔、そんな変な決まりがあったよね～」という時代が早く来るように。
時、既に遅し。にならないうちに、なんとかならないものなんでしょうか。
こちらは何年も前の記事ですが、ご参考までに。
悲しいかな、近年、世界の流れに逆行して、日本では規制が強化されていることも事実。
神社のしめ縄などの材料として使われる国産の麻の生産が危機に直面している。麻を原料とする大麻の違法所持事件が相次ぐ一方で、外国産の普及や後継ぎ不足で栽培農家が減っているためだ。三重県伊勢市では神社関係者らが麻の栽培を県に申請したが、盗難防止策の不十分さなどを理由に認められなかった。関係者は「国産の麻で神様を祭る伝統を絶やしたくない」と話している。
▼麻 アサ科の一年草で高さ3メートル前後まで成長する。茎から丈夫な繊維が採取でき、縄や布の原料になる精麻として重用されてきた。一方、花や葉は幻覚作用を起こす「テトラヒドロカンナビノール（THC）」を含み、違法薬物の大麻としての乱用が後を絶たない。
国内生産の大部分を占める栃木県ではかつて、吸引・栽培目的で大麻草の盗難が多発した。県はTHC含有量が少ない品種「とちぎしろ」を独自に開発。「悪用される恐れが低い」として1980年代に在来種から全て栽培を切り替えた。
栃木県は昨年12月、規定を見直し、県内の生産者に研修生の受け入れや部外者の見学を禁じた。とちぎしろの種も県が厳しく管理しており、県外生産者への譲渡を認めていない。伊勢麻振興協会は、栃木県外の農家からTHC含有量が少ない品種を譲り受けて栽培するとしている。2017/2/10 13:13日本経済新聞 電子版
大麻は神なび
大麻草の学名は
Cannabis sativa L.
カンナビス・サティバ・エル
あれ？と思いませんか？
そう、
かんなび
神が宿る依り代。それが大麻草。
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