スピ系と呼ばれるものでも、ちょっと苦手なものがあります。
リーディングして絵を描くという、こんな仕事をしていて、何言ってんの?と思われますよね?
スピ系、スピリチュアルというだけで、受け付けない、拒絶反応を起こす人もたくさんいらっしゃいます。
以前、わたしもそうでした。
スピ系と言われる人を見かけると「うわー、この人おかしいんじゃない?もっと現実、見なさいよ!」と。
今ではそう思うことはほとんどないものの、苦手とするパターンがあります。
それは、地に足がつかないスピリチュアル系、自分の足で立っていない、人によりかかることを得意とする人々。
世の中、目に見えない何かは存在しているけれど、それだけじゃない。骨太に生きつつ、ふわふわしてない、地に足のついた生き方をしたいと常々思っているからだと思います。
スピリチュアルって言ってしまうと、とたんに怪しいことのような気配を感じます。実際、わたしも少なからずそう感じているから。
ナポレオン・ヒルの本「思考は現実化する」や起業家の方の著書を読んだり、発言を聞いたり、見たりしていると、発信者の個性と言葉が少し違うだけで、噛み砕けばスピ系の教えとほとんど同じ。
成功した先人や起業家が言っていることは、地に足をつけたスピリチュアルな話だなと思うのです。
世の中の流れが少しずつ変わってきて、だんだんと柔軟な考えを持つ方が増えたような気がするのは、このような地に足をつけたスピリチュアルをよく目にするようになったからかもしれません。
人間、ある程度歳をとってしまうと、頑固になり新しい考えやものごとに対して、視点を変えて見ることができなくなる傾向があります。
いろんなことを柔軟に取り入れ、常識にとらわれない若い世代の人たちは、従来のスピ系という枠にとらわれず、新しい成功法則、新しいスピの道を歩ていてほしいな、と思うのです。
わたしが言うまでもなく実際、そういう若者は多い。
この際、若い人に限らずスピって垣根を取り払って、実際のビジネスの成功法則をどんどん取り入れて生活に活かした方らいいのに、と。よりよい世の中になるし、何よりみんなのためになる。
みんなでよりよい社会を作っていこう、世の中をよくしたい、みんなの暮らしを豊かにしたい、自分のやりたいことを仕事にして社会貢献したいなどなど。
利他、他者に与えることをよしとすることを挙げると、枚挙にいとまがありませんが、これは、独りよがりなスピリチュアルではなく、人間という大きな枠で捉えた精神性という観点でのスピリチュアルなんだろうと思います。
とはいえ、まずは自分がしあわせでなければ周りの人をしあわせにはできません。加えて、利他の精神が表に強く出てしまうと、偽善的だと批判されることもあるのが難しいところでもあります。全ての人から良く思われることはないと割り切ってしまえば楽ですが。
わたし自身、このような仕事をしている関係でスピ系と取られてしまうことはよくあります。そこで引いてしまう人もけっこういらっしゃいます。
頭ごなしに否定されるのはとても悲しいし、もったいない。
否定するのではなくもっとおおらかに、寛容するような姿勢があるだけで、生きるのにおトクな情報がたくさん入手できるし、世の中もエネルギーが円滑に回るのにな、と思うのです。
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